Archive for 08日々雑感

『進撃の巨人』5巻

新刊が出るたびに買っている数少ないコミック『進撃の巨人』の5巻が出た。突如として現れた巨人に喰われ、人類が幾重に張り巡らされた城壁の内部で絶滅を待つというストーリー。5巻を数えても巨人が何者なのか、大半が死滅したという人類がどのような生産様式を保持しているのか、ほぼ不明だが、かなり明確な世界観を持って書かれている(もちろん巨人はさまざまなメタファーなのだが)。正直な話、僕にとっては登場人物の区別が難しく、女性なのか男性なのか、エピソードが現在のことなのか、過去のことなのか、一読しただけではよく判らない点もあるが、、、、この5巻になって、これらがやや改善された(僕が絵に慣れてきた)ような気がする。また、この巻になって巨人と人間との関わりがほんの少し解明されている。まぁ、物語の完結にはほど遠いのは変わりないだろう。相変わらず壁画調の挿画が不気味さを一層引き立てているのが、大変よろしい。

パリに出張

かなり急なことでしたが、フランスのシンクタンクの招請で、パリに行ってきました。30日の朝にパリに入り、8月1日に震災後の高等教育などについて報告、意見交換をしてきました。留守中、同僚各位にはサポートを賜り、感謝申しあげます。
フランスでも震災のことは大きく取り上げられたようです。大学の講義開始延期や打ち切りについて話すと、あるドイツ人教員は驚いたようで「ちょっと翻訳していいですか」と、その場で友人にドイツ語で通訳してくれました。シンクタンクの方とは学位取得や学生気質など、多岐にわたり情報を交換しました。個人的に興味深かったのは「フランスでは学生がみんな映画館で映画を観る」という点。たまたま前期の講義の後半で2本の映画のラストを比較する講義をした際、ある大学の学生に「最近観た映画は?」を聞いたら、「観ていない」「観ない」という答えが多かったのに驚いたばかりだったからです。
短い時間を利用して、いくつかパリの宗教施設をまわりました。今回、はじめて知ったのは「不思議のメダイの聖堂」。1930年の聖母出現に由来し、メダルの頒布を行っています。多くの人がこのメダルを求めて聖堂を訪れ、深い祈りを捧げていたのが印象的でした。

情報時代のオウム真理教(春秋社)

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井上順孝責任編集/宗教情報リサーチセンター編『情報時代のオウム真理教』が出版されました。私は第I部六章「オウム真理教における説法の変遷」を執筆しています。

新大久保プチフィールドワーク

NCCのゼミでは2年に1回新大久保を半日かけてあるくフィールドワークをやっている。受講者を3班にわけて韓国・台湾(写真被右上は台湾の慈済会)の教団めぐり、NPOめぐり、行政の出先機関(多文化共生プラザ)めぐりを行う。僕は単独行動で歩いてみたが、こんなに人が多かったけ?というくらいの人出である。前はなかったはずのパッピンス(韓国かき氷)やデジクッパの店もできている。
そんなこんなで、迷子になりかけたNPO班と遭遇。きちんと軌道修正し一緒に高麗博物館(写真右下)へ。10年ぶりだが、フロアが変わって広くなっていた。ボランティアの方から説明を受けている最中。見慣れた顔が。何と在日コリアン研究の第一人者のI先生ではないか! こんな偶然ってあるんだろうか。東アジア宗教文化研究について、少し情報交換をする。
その後はお馴染みのスンデ家で懇親会。スンデに関しては学生の評価が分かれ、メインはサムギョプサル派とスンデポックム派に割れた。パッピンスの行列に並び、〆でクンメー2でタイのワインを飲む。

夢ナビライブに登壇してきました

フロムページ主催・文科省後援の夢ナビライブというイベントで、大正大学から教員4名、職員3名、学生2名で東京ビックサイトに行ってきた。高校生が2万人ほど集まる、いわば合同大学説明会である。東大や京大なんかも来ているんで驚いた。そういう時代なんだなぁ。模擬講義は「講義ライブ」と銘打たれ、一人ひとりに司会がつき、「さー、いよいよ弓山先生です。皆さん、拍手ぅ〜!」みなたなノリで登壇し、もの凄い喧噪の中で30分「講義ライブ」を行う(受講生にはスピーカーの関係で、喧噪よりも講義がよく聞こえる仕組みになっているらしい)。講義後は相談コーナーにも受講者が来て、まぁ、面白い体験だった。

夢ナビライブ2011に出講します

7月16日に東京ビックサイトで行われる夢ナビ2011の講義ライブに出場します。夢ナビ2011とは、フロムページ主催・文科省後援の全国の大学の合同説明会で、講義ライブは30分で大学の講義の魅力を伝えるもの。僕は「「被災地支援」から学ぶこと―大学教育とボランティア―」を話します。申込みは7月2日17時からで定員がありますので、「確実に受講したい講義ライブは事前に受講申込みをしておくと安心」とのこと。

プレステップ基礎ゼミ(弘文堂)

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川廷宗之・川野辺裕幸・岩井洋編『プレステップ基礎ゼミ』(弘文堂)が出版されます。本書は大学1年生を対象に、大学で学ぶための力、生活力、計画力、問題解決力を養うための教材です。僕は第5章(大学生活はワンダーランド―カルトと消費者問題―)を執筆しています。

武南高校で模擬講義

今日は夏至。暑い! そんな中、蕨市にある武南高校に。サッカーが強いことでも有名だそうで、1200名の生徒のうち、150名がサッカー部だという。模擬講義の教室にもスポーツマンぽい生徒が多かった。講義は「教室で「いのち」は教えられるか」で、3度(最初、VTR後、最後)にわたって「教えられる」「教えられない」で席を替わってもらって意見を求めた。みんな熱心に聞いてくれて、ありがとう。(生徒の感想など、別の報告が学科ブログにあります。)

子どもといのちの教育研究会第1回L.E.S.(定期勉強会)

日 時:7月23日(土) 15:00〜17:00
会場:大正大学巣鴨校舎2号館4階241教室
参加費:会員無料・非会員 \500(資料代として)
内容:
弓山達也(大正大学教育人間学科教授)「ボランティアと教育―学生を被災地に引率して―」
大川淳史(同大臨床心理学専攻 4年)・青木玲(アーバン福祉学科2年)
「大学生の目から見た被災地―特に子どもとの関わりを中心に―」
3月11日の東日本大震災後、多くの人たちが被災地支援・復興に向けてボランティア活動を行っています。
しかしボランティアの過剰・不足にはじまり、被災地支援のあり方や被災者との関わりをめぐって多くの議論があります。
今回のL.E.S.では、4月に大学をあげて、教職員学生のべ120名・20日間にわたって南三陸で現地活動を行った大正大学から引率教員と現地小学校でのレクリエーションを担当した学生2名をお迎えし、被災地支援の現状と課題をお聞きします。
なお同大学の取組は公式サイトのトップページ「東日本大震災に対する本学の対応について」をご覧ください。発題する教員・学生の取組は、その中の「TSRシップ鴨台プロジェクト報告」【1】〜【5】に詳しいです。

札幌出張(で食べたもの)

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11日・12日と「宗教と社会」学会の学術大会で北海道大学へ。常任委員もつとめ、打ち合わせが午前中にあるので、朝7時の飛行機に乗る。二条市場で朝飯でも思ったが、微妙な時間なんで、そのまま北大へ。打ち合わせや会議や発表司会や総会での会計報告をつとめ、「宗教者・団体による震災援助・復興支援活動の状況報告」で勤務校の取組を報告。
普通はここで懇親会となるが、今回は震災の影響で開催校が急きょ変更となったため、懇親会は中止(「交流会」で缶ビールを1〜2本飲む)。次のセッションの打ち合わせを兼ねて、ジンギスカンを食べに「しまだや」に。今まで札幌でジンギスカンというとサッポロビール園しか知らなかったが、「しまだや」で生ラム・タン・ラーメンサラダなどを食べ放題。酒も飲み放題で、4500円。見よ! この見事な肉厚でしっかりした肉が食べ放題! 堪能しました。
次の日はセッション「体験談研究における質的方法と量的方法の統合─概念と構造に着目した国際比較研究」で発題。やや不本意な出来だったが、他のメンバーにカバーされ、また貴重なご意見を多数頂戴し、今後の研究の励みになった。左下はその直前のブランチ(イクラ小丼・ホタテ小丼・ホッキ貝サラダ・冷たい茶碗蒸し)。店の名前は忘れたが、静かで1時間半ほど、原稿作りなどしながらくつろげた。
夜は反省会を兼ねて「むらかみ」。ウニ尽くしコースを食す。全てウニを中心にすえたつくだに、豆腐風、煮物、焼き物、茶漬けなどで、特にウニ焼きが絶品。思い残すことなく、夜9時の飛行機で東京へ。