Archive for 02新宗教・カルト

『信徒の友』2015年9月号に掲載

JapanTimesにも掲載される

共同通信配信の記事「キャンパスのカルト事情」が『Japan Times』(2012年5月31日)にも掲載されました。詳細はこちら

キャンパスのカルト事情(共同通信配信)

共同通信からキャンパスのカルト事情(オウムを知らぬ学生増加)が配信されました。小生の大学での講義(カルト予防教育の部分)がとりあげられています。確かに大学1年生は1994年生まれもいますから「おうむ」を知らない学生は、ごく一般的です。PDFはこちらから。

 

35年ぶりに読む「赤目」

20120303-DSC01986.JPG
先日もブログに書いたように35年ぶりに白土三平の「赤目」を読むこととなった。ストーリーは食物連鎖を利用して宗教的農民一揆を組織する僧侶の「赤目さま」教団の話。中学校2年生の時も気になったのは、僧侶の弟子が「赤目さま」教団のカラクリを知っていながら僧侶を尊崇している点。今、読み直すとマインドコントロールの一端がここに示されているような気がする。「20世紀少年」にも似たようなエピソード(トモダチ教団のインチキを演出するメンバーが自分のインチキに感涙する)がある。「ヘンだな」とか、「あり得ないじゃん」と思いつつも、自分が喧伝したり、奔走したりすることによって、疑念はいとも簡単に消え失せ、行為の対象を崇拝するに至る。有り難いから手を合わせるのはなく、手を合わせるから有り難くなる。まぁ、マインドコントロールではなくても、宗教や恋愛ではよく起きることだと思う。

共同通信から書評配信

藤田庄市さんの『宗教事件の内側』(岩波書店)の書評を書きました。秋田魁新報・沖縄タイムス・山陽・高知新聞などに掲載。
null

麻原死刑確定特集(東京新聞)

20060928-tokyo02.jpg

新宗教・新新宗教・民衆宗教

日本仏教研究会編『日本の仏教』第II期2[日本仏教の研究法 歴史と展望](法蔵館、2000年)のコラムに寄稿したものです。
一、新しい宗教運動の登場
周知の通り、十九世紀中葉以降、数次にわたって新しい宗教運動が登場してきた。幕末維新期に創唱され発展した黒住教・天理教・金光教(第一次)、二十世紀初頭に伸びた大本や太霊道(第二次)、昭和前期とりわけ第二次世界大戦後に急成長した創価学会・立正佼成会・生長の家・世界救世教(第三次)、一九七〇年代後半ば以降に台頭した阿含宗・GLA・世界真光文明教団(第四次)などが、そうした宗教運動としてあげられる。これらに関する研究動向は井上順孝他編『新宗教研究調査ハンドブック』(雄山閣、一九八一年)や同『新宗教事典』(弘文堂、一九九一年)に詳しいが、ここではこうした宗教運動に対するさまざまな呼称(新宗教、新興宗教、新新宗教、民衆宗教など)をめぐって、当該研究史の整理を試みてみたい。

Read more

[02新宗教・カルト]の主な内容

■新宗教研究
ついに出版!!←NEW!
よくわかる新宗教
新宗教における分派分立の研究―天理教系教団をめぐって―(博士論文の梗概)
ハワイの神道系教団
■オウム問題
現実から逃げない自分探しを―オウム事件から学ぶべきこと←NEW!
【論陣論客】地下鉄サリン事件から10年―若者と宗教に大きな溝
何が風化したのか/異質な価値観とどう向き合うか
オウム研究の現状と課題
吉本隆明氏に聞く(1)〜(4)
吉本隆明とオウム真理教
Responding to Value Relativism: Aum and New Age Movements in Japan
ポスト・オウムの宗教調査論
ヒーリング・ブームとオウム真理教
オウム真理教における「悟り」と「解脱」
オウム真理教における体験談の変遷とその意味

ついに出版!!!

20050227-c.jpg
『天啓のゆくえ―宗教が分派するとき』日本地域社会研究所、2700円(税別)
本書の見所
天理教―近代日本最大の宗教教団は、なぜ数多くの分派教団を生み出したのか。
各時代ごとに天啓者待望、終末預言、霊能と秘儀を前面に押し出した分派教団出
現の背景と、そのメカニズムに迫る。
本書の特徴(目次より)
■天理教系教団の鳥瞰図を展望
 三つの天理教系教団群(分派分立図)
 救済の論理と分派活動
 新宗教における分派分立
■分派をめぐる人物像へのフォーカス
 中山みきから飯降伊蔵へ
 増野鼓雪のばあい/大平良平のばあい
 大西愛治郎と天理研究会不敬事件
 芹沢光治良の晩年/伊藤青年との出会い
■時代ごとの特徴を分析
 大正期における天啓者待望
 終末論的宗教運動の挫折と変容
 修養道徳/聖地建設/神秘呪術を強調する方向
■分派のメカニズムを解明
 組織の凝集性と個的体験
 伝統の継承と断絶
 救済の力の顕現と抑制

時事通信からインタビュー配信

現実から逃げない自分探しを―オウム事件から学ぶべきこと
 オウム真理教による地下鉄サリン事件から10年が経過した。「自分探し」のために入信した若者は、理想と感じた世界で何も見つけられないまま挫折し、テロ事件に手を染めた。1万人の信者を集めたオウム真理教とは何だったのか。宗教と若者の関係はこの間、どう変容したのか。若者とカルトの研究を続ける弓山達也・大正大学人間科学科助教授(宗教社会学)に聞いた。

Read more