Archive for 2008年8月30日

博多の締めくくりを川端うどんで

20080901-KC280114.JPG
博多の最後を何で締めくくろうかなと思案した結果、昨日の夜食に食べた「川端うどん」に行くことに。天神から中洲を通って博多川を渡り、川端に到着。昨晩は「ざる」を食したが、今夜は肉うどんにタマゴを落としてもらう。
この店、店頭で麺を打ち、注文してから茹ではじめ、結構出てくるまでに時間がかかる。麺は平打ちで、柔らかめ。豚骨で疲れた胃袋に優しい。ただ温より昨晩の冷の方が良かった。肉は甘かった。いずれにせよ、これで博多を後にすると思うと感慨深い。
空港に着いたら自分の乗る便が欠航になっていた、雨で羽田が混乱しているらしい。券売機も故障で手書きのチケットを出して貰って21時のJALで帰路につく。羽田に着いたら今度は品川でポイント故障。深夜過ぎの帰宅となった。
12時頃着いて翌日の21時まで33時間滞在で7食+替え玉2つ。いやぁ食べた食べた。

割烹よし田で鯛茶漬け

20080901-KC280109.JPG
太宰府から博多の天神に戻り、帰りの飛行機まで数時間ある。僕より一足先に博多で仕事をされたW先生より、必ず天神1丁目「割烹 よし田」で鯛茶漬けを食するようにと言われていた。時間的かつ場所的にちょうど良いが、一人で割烹というのもいかがなものかと思いつつ、他に当てがある訳でもなく、西鉄の駅から天神1丁目に向かう。
場所は明治通りから少し入ったところながら、すぐに判った。入店すると僕が本日最初の客らしい。まずはビール。一日中歩いたので美味しい。自家製という薩摩揚げと刺身などを注文し、酒は「博多一本〆」なるものを飲む。刺身は平凡だったが身が締まって旨味が増しており、きちんと仕事をしているのがうかがえる。日本酒もよい。店の人が夕刊を一通り持ってきてくれたのが嬉しい。毎日と日経を読む。
さて本命の鯛茶漬けである。恥ずかしながら初体験だ。最初、焼いてむしった鯛の身がのっているご飯にお茶をかけるのかと思っていたが、そうではない。タレにつかった鯛の剥き身が登場し、それをつまんだり、ご飯にのせながら、ちびちびやり。ある程度いったらご飯に鯛をタレごとかぶせ、お茶をかけてザザザーっとやる(そうだ)。ご飯がおひつごと来たが、お代わりすることなく、かき込んでしまった。これで正しい食べ方だったのか、今ひとつ不安が残ったが、結構なものを食べさせていただいたという心持ちである。

暖暮・太宰府店

20080901-KC280104.JPG
博多から太宰府に移動。昼をどうするかで迷ったあげく、福岡のラーメンランキングで1位になったという暖暮なる店に行くことにする。本当は太宰府に行く途中の二日市に本店があるのだが、土地勘がないので、太宰府店に。どうやら東京にも支店があるらしい。
豚骨に辛味だれがトッピングされ、麺の硬めなどを定員が聞きに来る。トッピングや雰囲気が一蘭に似ている。
運ばれてきたラーメンも、一蘭に酷似。麺は少なめなので替え玉を注文。高菜とニンニクでスープの濃度を上げ、一気に完食完飲する。昨日の長浜体験もあって、何かホッとした感じ。

元祖長浜屋(その2)

20080831-KC280102.JPG
注文が通って、待つこと数分、ラーメンが運ばれてきた。マニュアル通り、紅ショウガとゴマを入れずに、麺とスープをいただく。
おーっと、かなりアッサリだ。東京の魚介系豚骨に慣れてしまっているせいか、正直言って「物足りない」。慌てて替え肉と紅ショウガとゴマを入れるが、二郎風に言うと「アブラ・カラメ」が圧倒的に足りない。やや乱暴に言うと、400円の味なのである。もっと乱暴に言うとチェーン店の博多天神を、とてもチープにした感じ。麺の量は多い。しかしこのあっさりスープで食べ続けるのはつらい。替え玉のチケットを買ったことを後悔。
僕は豚骨は嫌いじゃないし、久留米に行った時は、有名店・無名店・屋台と、2泊3日で3杯の豚骨ラーメンを食べたが、3杯とも本当に美味しくいただいた記憶がある。
と、上記のことは何人かの博多の人に伝えたところ、テーブルの上のあった小さなヤカンの「ラーメンダレ」(大きなヤカンにはお茶)を入れなきゃいけないそうだ。確かに入れ忘れた。何か気になるなーって思いつつ、手が伸びなかった。それがガッカリの原因だったのかもしれない。話を聞いたときに、今すぐ長浜に行って、ラーメンダレなるものを入れて、チャレンジしたかった。しかし客の中で、そのタレを入れている人、、、いなかったんだがなぁ。

元祖長浜屋(その1)

20080831-KC280101.JPG
博多に出張だ。実は博多には97年に1回来ただけで、滞在はこれが2回目だ。
仕事の少し前に到着して元祖長浜屋ラーメンを表敬訪問。とんこつの起源には長浜説と久留米説があるようだが、まずは押えなければならないので、空港から重い荷物を背負って直接うかがう。すでに行列である。道中、注文のマニュアルは押えてあるので、安心して並ぶ。
、、、と、いきなりマニュアルにはない自動販売機。替え玉も、ここで買うようだ。チケットは当日券のみ有効みたいたことが書いてある(購入直後に、替え玉・替え肉は現金でも受け付けていること、使わなかった券は払い戻しができることが判明)。マニュアルによれば「なま」「かた」「ふつう」という麺の硬さと、「ベタ」(脂多め)かどうかを組み合わせて、来意を告げればいいとあるので、入店と同時に「なま」と言ってみる。一瞬、ビールが運ばれてくるんではないかと思いつつ意を決してのコールだ。
何の反応もない。そうかマニュアルはチケットに言及していないので、チケットを渡しながら言うんだなと、チケットを店員に渡そうとするが、見事にスルー。僕より遅れて入った客の注文が通りはじめたので、やや焦りを覚える。椅子に座り、気を落ち着けて、もう一度、チケットを別の店員に示すと、「置いておいてください」とのこと。しかしテーブルにチケットを置いていても、1分くらい取りに来る様子もない。よくよく観察すると、「ベタかた」とか「なま」とか、「たまかた」(替え玉の硬めの意)とか、やはり麺の硬め×脂の有無のコールが必要だと判明。さっきは「なま」という際にビールと勘違いされやしないかという迷いというか、ためらいがあって、それがいけなかったようだ。今度は大きな声で「硬め」コール。一瞬、「硬め」ではなく、「かた」じゃないといけないだっけと、またもや戸惑いが生じたが、何とか注文が通ったようだ。ふーっ。

一力(冷やしラーメン)山形県上山市

20080809-P1040769.JPG
法事で山形県上山市に行ってきました。一連の行事も終えて、何かさっぱりとご当地ものでも食べるかなとタクシーやバスの運チャンに尋ねると皆、「一力」という蕎麦屋の名を連呼。
最後のタクシーで「蕎麦じゃなくて、冷やしラーメンなんだよね」とも。聞いてみると、蕎麦屋でラーメンは普通で、この時期は冷やしだそうな。しかも「冷やし中華じゃないですよ」ということである。仙台は冷やし中華。盛岡は冷麺。そして山形は冷やしラーメンだという。
かなり期待して店内へ。観光地によくあるタイプではなく、東京だと時間がなくて飛び込みで入店して、あー失敗したなぁ、、、でも店の人に悪くて出ていけなくて着席みたいな(犬井ヒロシ風だな)。しかしよく見ると店内は地元の人で、ほぼ6、7割はうまっている。確かに蕎麦を頼んでいる人より、ラーメンを頼んでいる人の方が多い。当然、冷やしラーメンを食べる。
で、出てきたものが写真のもの。つまり文字通り冷たいラーメン。写真的には普通のラーメンだが、氷とキュウリと紅ショウガが入っているところが違う。味は、いわゆる東京ラーメンで、蕎麦屋らしくダシがきいている。替え玉も可能。ちなみに娘は冷やし狸蕎麦を注文したが、どんぶりにたっぷりと薄目の汁がはられ、そこに蕎麦と揚げ玉が投入されている。ようするに暖かい狸蕎麦を冷やしたもの。
ここでいう冷やしとは、暖かいメニューを、冷やしたものが出される、、、と理解していいのかな?

ハドンジェチョッ(シジミ定食)

20080809-sijimi01.JPG
プサンのガイドブックには必ず、このシジミの専門店が掲載されている。よっぽど有名なのかなと思いきや、プサンの人は誰も知らない。東京の人に美味い深川飯の店はと聞いても、多分、誰も知らないのと同じだろうか。しかし僕のお気に入りである。定食を頼むと、上のようなものがドンドンと並べられる。
20080809-sijimi02.JPG
しかしガイドブックに載っているのは、上の白濁したスープだけ。僕はシジミのお粥と勝手に勘違いしていた。どうやらメインはシジミのビビンパブなのだ。一番上の写真のビビンパブの具(シジミ入り)の上に飯を被せ、さらに卵やおかずを載せたものが2番目の写真。この頃に件の白濁スープが登場。あっさりのシジミスープだ。この他にシジミのサラダや魚類がつく。ボヤボヤしていると、おばちゃんが「あーじれったい」という具合に、具をドンドン飯にかけるように指導してくれる。
20080809-sijimi03.JPG
ビビンパブにテンジャンスープを2〜3杯かけて、思いっきりかき混ぜ(ビビンし)て、できあがり。ぜーんぶで5000ウォン(約550円)。安い! 今回は2回、朝食で使用したが、毎朝、これでいいくらい。

デジクッパの調理風景

20080809-P1040573.JPG
どうも、このブログで期待されていることはB級グルメなようなので、真面目な出張だったが、一応、食べたものを2、3報告しておこう。
まずプサンで食べるといったらデジクッパである。今まで写真は載せてきたので(200420052007)、ここには調理風景の写真を掲載した。場所は釜山市場のデジクッパ通り。似たような店が軒を連ねている。多分1年365日・24時間営業である。キンコースみたいだ。
今回面白いなというか、やっぱりと思ったのはデジクッパが超ローカル食であること。済州大のチョ・ソンミン先生とデジクッパを食べたのだが、先生はどうも初めて食する感じだった。奥様はあまりお気に召さなかったようだったが、最終日、しっかりとお店で再会して「やっぱり!」と互いにデジクッパの美味さを再確認した。確かソウル出身のユリィは「先生のお勧めのテジクッパ(?)食べてみました。美味しかったです」とメールで書き送ってきた。(?)マークがデジクッパ初心者を物語っている。
日本に韓国料理店はたくさんあるが、デジクッパを供する店を寡聞にして知らない。そりゃ、韓国でもプサンにしかないから当然だろう。デジクッパの魅力を語る時に「豚骨ラーメンのお粥」という表現を僕は使うが、どうも言葉が足りない。僕の食べ方は、プサンに着いて、デジクッパ通りに行き、デジクッパとソジュ(焼酎)を頼み、待っている間にキムチなどをつまみつつ、到着の喜びを噛みしめる。デジクッパの中のデジ(豚肉)をタレにつけニンニクなどとともに口に放り込み、再び喜びを噛みしめてソジュで流し込む。スープをオキアミの塩漬けで味を調え飯とともにいただく。
日本でもラーメン屋が手を出せばヒットすると思うんだがなぁ。

プサンで教え子と再会

20080805-abenegi.JPG
大正大からプサンの東西大の大学院に進学したアベ君とネギ君と再会する。二人とも元気そうだ。同大が事務局をつとめる東アジア宗教文化学会のスタッフとしても駆り出され、いい仕事をしているようだ。同大のスタッフから「いや〜、本当に良い学生を送ってくれましたね。仕事はするし、皆と仲良くやってるし」とお褒めの言葉をいただく。
研究の方は、、、と、やや気になったが、まぁ、慣れることが重要だ。何とか修士論文提出までたどり着いてほしい。できれば2年で。
大会開催中、僕も忙しく、彼らもスタッフとして走り回っており、挨拶程度だっがが、レセプションやエクスカーションのパーティで乾杯を重ねることもできた(写真はレセプション)。日本での壮行会では「修論書くまで帰ってくるな」と檄を飛ばしたのだが、アベ君は何度か、ネギ君も夏には日本にも戻っているようね。
留学といったら今生の別れみたいなのは僕らの世代までなのかもしれないし、東京からプサンに留学するというのは、九州や北海道に行くより近いのかもしれない。僕もまた学生を連れて9月にプサンに行く。最終日の朝にデジクッパを一緒に食べ、エクスカーションで行った空港近くの宗教施設で再会を誓い、別れを告げた。
僕自身は留学経験も海外生活経験もないのだが、なぜか非常勤も含め、今も親交が続いている学生に、やれ中国だ、オーストリアだ、フランスだと留学する者が多い。イギリスやドイツに行く学生の推薦状も書いたな。そういう学生と現地で再会する楽しみは、また格別のものである。

東アジア宗教文化学会で発表など

20080805-DSCF9954.JPG
昨日の司会に続き、今日は発表にコメンテータだ。学会事務が忙しく発表の仕上げがほどんどできなかったが、事前に原稿を送る関係で、読み上げ原稿はできていた。おおっ、パワポを作成するのを忘れとったわということで、急ぎ写真に英文キャプションをつける。会場にいったらケーブルがないとのこと。僕の発表直前に届けられたのは、電源につけるCタイプのアダプター、、、ということでパワポはなし。
発表は「スピリチュアルブームの功罪」で、主に非宗教セクターのスピの「罪」について報告した。立ち見が出たくらいだから、結構、聴衆を集めたんだと思う(写真)コメントは非常に的確で、参考文献の詳細とスピの「功」に関して言及を求められた。質問は昨年のSISRのライプチヒ大会で同じセッションを組んだヘイランから。僕の消費文化やエゴイズム批判に疑義を呈するもの。これも鋭かった。どうも僕が教団を持ち上げるような発言が研究者には違和感があったようだ。
午後は韓国の新宗教である甑山系教団に関する発表に対するコメンテータ。韓国ではコメンテータは指定討論者と呼ばれ、発表者と同格で、発言原稿が事前に求められる。僕のコメントに対するフロアからの質問が出され、それを受けて発題者に僕が質問をするなど、セッションを盛り上げることには成功したと思う。