Archive for 2009年3月19日

お遍路に来ています

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四国遍路に来ている。正確に言うと遍路の調査なのであるが、浄土寺・繁多寺・石手寺を歩いてみる。お遍路道を歩いたのは初めてではないが、こうして白衣を着て金剛杖を持っては初めてである。凡庸な言い方になるが、見えないものが見えてくるのに驚かされる。
(1)いったい何人の方に話しかけられただろう。接待所の元ヒッピーの方には整体をしていただいた。聞かずとも道を教えてくれた方は数限りない。道に迷って彷徨い込んだ果樹園の方にはミカンをいただいた。一人歩くことの内省もあるが、むしろ人とのつながりを強く感じる。(2)白衣を着ると身が引き締まる。造り酒屋(久米の井)の横を通っても酒を飲もうというような気にならないし、ラーメン店やコンビニに入るのも何だか躊躇われる(実際はコンビニにはお遍路グッズが売られているようだが)。不思議なものだ。金剛杖は御大師さんの化身だからと教えられ、立ち入る場所に気を遣うようになる。実際、お遍路を終えて少し時間があったので大街道(松山の繁華街)に行ったのだが、すごく居づらかった。(3)接待所の方が言われた「地図を持たない方がいいですよ。地図を周りが持つと見えなくなるから」は極めて含蓄のある言葉である。

納棺夫日記を読む

朝起きたら、部屋がとても小さく感じられ、天井と壁がのっぺりと、あたかも平面のように見えた。不摂生がたたったのか、遠近感がおかしくなっていて、起き出してみると平衡感覚も支障をきたしていた。一年に数回あることで、大抵は放っておくと普通に戻るので、朝食をとっていたが、いっこうに治らない。どうやら本格的に体調を崩したようだった。職場で3つの会議と納会があって、納会ではエール要員の下命もあったが、とても歩き出せる感じでもなく、もしかするとインフルエンザではないかと思い、会議・納会ともお休みをいただくよう連絡した。
久しぶりに何の予定もなく、気になっていた青木新門「納棺夫日記」を読む。いうまでもなく「おくりびと」の原作にあたるものだ。3点ほど記すと、(1)著者も言及していることだが、僕も前半の日記部分に強く惹かれたが、後半の仏教論はそれほど魅力を感じなかった。(2)ところどころにある強い仏教批判(僧侶は死に向き合っていない)については、これまで無前提に「仏教=死」という図式を描いてきた宗教研究への批判ともとらえられた。(3)蔑まされたからこそ、そこに尊さがあるという展開自体は、罪と救済が交錯する宗教にあっては珍しいことではないが(例えばマグダラのマリア)、これが神話や伝承の世界ではなく、今、実際に存在するというところに「納棺夫日記」の迫力はあるのだろう。

新店舗開拓(西巣鴨/池袋)

実は最近、ほぼ毎日ラーメンを食べている。かなりいけない。丸長やPassoドリルマンなど、お馴染みばかりで守りに入った感があるので、新規開拓を心がけた。
スープ道 連 大学のそばに昨年できたが行っていなかった。今はやりの魚介豚骨で、麺は平打ち。ワサビをからめて食べるところがスープの濃厚さを和らげユニークかな。昼食時の一品(大盛りか、煮卵か、のりかなど)サービスも嬉しいが、なぜあんなにスープを煮えたぎらせているのか判らない。大学が始まったら時々行きそうで怖い。

油そば 春日 メトロポリタンの横にできた油そば専門店。並はちょっと量が少ないかな(大盛りも同料金のようです)。両隣の人は酢とか辛味噌とか、すごく入れていたが、僕は酢を少々で十分に食べられた。最初の一口は不思議なことに卵かけご飯の香りがしたが、これはほめ言葉。それとは別に半熟煮卵は美味でした。 狭い厨房で3名の定員さんのオペがまだ検討余地ありだが、いろいろと改良を重ねて良いお店に発展していってほしい。油そばというもの自体、食べるのは10年ぶり、鷺宮にあった店では仕上げにスープが供されてドンブリに残ったタレを飲み干す、それが良かった印象がある。このお店でも〆のスープ提供ぜひ検討してもらいたい。

東アジア宗教文化学会ニュースレター1号

2008年8月2日から4日にかけて、韓国釜山の東義大学校において「東アジア宗教文化学会」の創立記念国際学術大会が開催されました。また第2回国際学術大会は、2009年8月16日から17日の2日間にわたり、北海道大学学術交流会館で開催されます。
東アジア宗教文化学会ニューズレターはニュースレターを発行し、会の情報をお伝えしていきます。第1号の目次は次の通りです。
・創刊のご挨拶(島薗進・桂島宣弘)
・第2回国際学術大会のお知らせ(櫻井義秀)
・本部企画シンポジウムについて(梅澤ふみ子)
・創立記念国際学術大会の報告(川瀬貴也)
・学会彙報
・入会案内
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20090501-090301News_Letter.doc