クロアチア日記(3)

いきなりドブロブニクです。中世の要塞都市がそのまま残り、1991年からの旧ユーゴの内戦の際はセルビアから攻め込まれ「危機に瀕する世界遺産」となったところだ。日本では滅多にお目にかかれないほど強い日差しと、真っ青な海。大理石の石畳がまぶしい。そこを水木姿同然の観光客が練り歩く。メモリアル・ルームでは、内戦の犠牲者一人ひとりの写真が掲げられ、内戦の時の模様をスライドで上映している。ここだけは観光客も厳粛な気持ちにならざるを得ない。
イタリアから学会に参加しているエリカに聞いてみると、イタリア人も最近は観光となると、物価の高いギリシャよりもクロアチアの方が人気があるとのこと。しかも、ここドブロブニクがダントツ人気だそうな。
墓地などを見て回り、その合間に少し離れたビーチに行ってみる。ビーチと言ってもわずかな砂浜に石がごろごろところがり、岩があちらこちらに顔を出している、いわゆる「海岸」だ。そこに地元の人たちが飛び込み、泳いでいる。僕も水着に着替えて泳ぐ。足がつくところは、石や岩で痛いというか危ない。足が届かないところは恐い。その横で子どもが高さ7、8メートルはあろうかと思われる岩から飛び込んでいる。水は澄んでいて、巨大な岩がごろごろしているのがわかる、、、「グラン・ブルー」の最初の方のシーンを思い出した。
しばらくして子供たちが集まってきた。よくわからんが、言葉の端々に「ポケモン」「シャーマンキング」「カラテ」という単語が聞こえる。双子の、これまたきっとクロアチア美人になると思われる10歳の姉妹は「スパイダーマン」「トム&ジェリー」とか言っている、、、それは、ちゃうやんか。
後ろ髪引かれる思いで、この素朴なビーチをあとにした。振り返ると子供たちが親御さんらしき人に叱られているようだった。そりゃ、そうだわな。見ず知らずの東洋人に近づいていったんだから。可哀想に、、、

One comment

  1. lion より:

    この写真ステキですね!行って見たいです♪

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