クロアチア日記(5)

今日はエクスカーション。ザグレブ近郊の三都市に繰り出すツアーと世界遺産指定の公園に行くツアーの二種類があって、僕は後者を選択。同じホテルに泊まっているK助教授とは、3月のIAHR東京大会でエクスカーション担当をしたので、エクスカーションに関して、我々は一家言も二家言もある。どんなものかお手並み拝見とばかりに気合いをいれて30分前集合。そのうち三都市ツアーのバスが来る。何となく不安になってホテルの外で待つ。時間になってもバスは来ない。30分経っても何の音沙汰もない。
・・・・・もしや、マジ? 要するにすっぽかされたってこと?


翌日、今回、街や空港でばったり会って知り合いになったロシアから来たジュリアに聞いたところによるとツアー自体はあったみたい。また彼女が参加した三都市ツアーはもの凄く良くて、帰りは深夜になったとのこと。羨ましい。
しかし、その日の朝は、K助教授とホテル前で雨をしのぎながら、何度も記憶をたどり、「8:30ホテル前、しかも学会指定のホテルに迎えに行く」というアナウンスを確認し合った。僕らはエクスカーション担当の時、事前アナウンスと一箇所でも違えてはいけないというような気持ちで準備をしていたんだけどなぁ。
まぁ、しゃあないということで、気を取り直して、二人でエクスカーションをすることに決定。ザグレブ近郊にいくつか温泉があるので、そこに行こう。やっぱ日本人は温泉だ。バス・ターミナルに行くとお目当ての温泉地行きのバスは5時間後だという。バス以外で行く方法を尋ねたら、切符売りのおねえちゃんは「歩いていく?」と二本指を下にして机に上に走らせた。K助教授が機転を利かせ、ヴァラジュディンという古都のそばに温泉があるのを発見し、とりあえずヴァラジュディン行きのバスに乗り込む。車中では車掌さんや乗客が、どうすれば、この哀れな日本人が温泉に行けるかを検討してくれて、バスを乗り継いで温泉に到着。
日本でいえば理化学療法をとりいれた湯治場という感じだろうか。サウナとプールに、水着着用のプールのような温泉がある。マッサージやいろんなセラピーを受けることができるみたいだが、基本的にはぬるーい温泉に、だらだらとつかりながら身体を伸ばしたり、勢いよく噴出する温泉に身をあてたりする。僕としてはなかなか満足したが、K助教授は、プールサイドで寝そべっていた。施設内には飲用温泉もあって、横にはマリア様の礼拝施設もあった。
湯治場からヴァラジュディンに戻ると、街はスポーツ大会の直前で、ドイツ、イタリア、フィンランドなどからの多くの参加者で賑わっていた。きっと夜は盛り上がるんだろうなと、ここでもまた後ろ髪引かれる思いで、ザグレブに戻る。9時過ぎ、麺や飯が食いたくなったなと、駅の近くの中華で北京スープとモヤシサラダと酢豚とラーメンを食す。

One comment

  1. ちえのわ より:

    写真がめちゃめちゃ綺麗ですね。やっぱり「旅」(特に海外)って得るものがちがうなぁぁ…更新日記、楽しんでみています☆★☆ 

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