イタリア日記(1)

昨日、ウィーン経由でローマに着いた。途中、クロアチアのコイチというバーテンと一緒になり(正確に言うとウィーン空港内で右往左往して)、いろいろと話をした。彼が言うにはクロアチアは情報が少なく、人種も実は限られている。生涯「黒人を見たこともない人がいる。それに比べて日本は携帯だ、パソコンだと一歩進んでいる(one step advanced)」とのこと。ふーん、そんなもんんか。僕らにとって旧ユーゴの方が「人種のるつぼ」って感じで、教科書でも、そうならったんだがな。そいうえば、ザグレブでもドブルブニクでも、日本人はおろか、東洋人さえ、ほとんど見ることがなかった。
、、、そんな話をしながらローマに。うわっ、、、いろんな人種がうじゃうじゃいる。暑いし、ゴミゴミしているし、ザグレブよりおっかないな。とりあえずテルミニまで電車でいくが、車両がいっぱいで、荷物車に乗れと言われる。30分間窓の開かない、クーラーのない車両で、立ちっぱなしだ、、、
テルミニからホテルまで歩いてみる。レパブリカ広場からナチオナーレ通りをクワトロ通り=システィーナ通りに入り、「ローマの休日」のオードリー扮するアン王女の居住となったバルベリーニ宮殿を抜けてホテルに着いた。S助教授がローマにいるので電話をしたが、外食に出てしまったとのことで、一人で夕食。Trippa Romanaというローマ名物「牛の胃トマト煮込み」を食す。Vinoも1/2リットル飲む。美味いのぉ。高木のモツ煮込みが懐かしいのぉ。
帰りにスペイン広場まで言ってみると、そこはオードリーがジェラートを食べながら、グレゴリー・ペックと再会した場所というより、60年代末の歌声酒場の様相を呈していた。アメリカの懐メロをギターでガンガンに奏でる連中が何人かいて、そのまわりに10〜20名くらいの取り巻きがビールだか、水だかをラッパ飲みしながら声援、拍手、ヤジを送っている。新宿のフォークゲリラのようだ(見たことないけど)。12年ぶりのローマだが、前来た時もこんなんだっけ?
こうしてローマの一日目の夜は更けていった。

2 comments

  1. 名古屋の教員 より:

    ザグレフ、ローマと実に充実した旅のようですね。学会の大盛況おめでとうございます。ヨーロッパの夏の暑さと街の匂いが弓山さんの文面から伝わって来ました。私は前期試験の採点やら雑用にはげんでおりますが、次回SISRは是非参加したいです。別件ももちろん了解。

  2. 弓山達也 より:

    次回はライプチヒだそうです。
    前回、トリノの大会受付で「次回はザグレブ!」と報告があった時に、小生の周りでおきた歓声は、、、、今回は、なかったです。
    トリノのエクスカーションで知り合ったエリック(ルックマンのノルウェー語の翻訳もある)が、一緒にセッションをやろうと言ってきました。

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