ロハス―電通による2005年下半期トレンドのトップ

昨日書いた電通の同じ報告書で2005年後半から2006年のトレンド予測のトップに来ているのが「ロハス」。ロハスとは、社会学者ポール・レイと心理学者シェリー・アンダーソンが提唱したLifestyles Of Health And Sustainabilityの頭文字「LOHAS」のことで、簡単に言えば、「ココロとカラダ、地球にやさしいライフスタイル」(テレビ東京で毎週月曜日の「ロハス生活」のキャッチ)。直訳すれば「健康と持続可能性の生活様式」。昨今のヨーガや瞑想のブーム、食に関するこだわり、各種健康法といった健康志向と、エコ・コンシャスな動向が交わったところにロハスは来た。
我田引水かもしれないが、ロハスは僕が研究しているスピリチュアリティとも大きく重なってくる。どの位重なっているかというと、スピリチュアリティから宗教的な要素を払拭すると、多分、ロハスだろう。ただ、それは同時にロハスの危うさも意味している。宗教を超越性と言い換えると、超越性抜きに、やれ健康だ、それ環境だといっても、それは結局、人間本位にすぎない。
「人間本位で何がいけないんだ」という向きもあるだろう。そして意見が分かれるのかもしれないが、僕は人類の未来は、この人間本位をちょっとだけ超え出たところにあると思っている。人間本位のウチに留まっている限り、結局は我々の限界を突破できない。
電通の報告書はいいこと言っている。ロハスは「「エコ・コンシャス」であると同時に、自分の気持ちよさを大切にする「エゴ・コンシャス」でもある。そんな彼らの欲求を満たす「エコでエゴな」商品・サービスは、様々な分野で今年も多数登場している」だって。宗教抜きのスピリチュアリティは、エコかもしれないがエゴなんだ。エゴを超え出たところに、本当にエコはある。

One comment

  1. Keep The Faith より:

    [no title]

    Lifestyles Of Health And Sustainabilityの頭文字を取ってLOHASという。スピナビにこの言葉がチラホラ見られるようになってきたので、ちょっと立ち止まって考えてみた。
     この概念は、健康、環境、社会正義…

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*