娘へのプレゼント

娘にクリスマスプレゼントを贈ろうと思った。今まではサンタさんがくれたが、今年は、それに加えて父からも贈ろう。
さて、どうする、、、自分が娘の年頃に読んだ本などがいいと教育者らしく思い、書店に。ドリトル先生シリーズや15少年漂流記、ロビンソンクルーソーなどを立ち読みする。今一つピンと来ない(井伏鱒二訳のドリトル先生がなかった)ので、帰宅。娘よ、プロゼントはなしだよ、、、、


というのも何なので、最近、各種、優れた漫画に接しているので、漫画を贈ろうと思った。僕が小学校低学年の頃に読んで未だに心に残るものといったら、、、「あしたのジョー」(引っ越したばかりで友だちがいなかった頃、児童館で少年マガジンが楽しみだった)、スヌーピー(父がファンで、父の書棚から借りて読んだ)、「なぜなぜ理科学習漫画」のシリーズの中の「ひらけゆく宇宙」(カバーが真っ黒になる程味わった)か。何か違うな。
白土三平「シートン動物記」、しかも「灰色熊の生涯」。
やはり父からのプレゼント。最初は父に読んでもらい、やがて自分でも難しい漢字をだいたい想像しながらページをめくって、やがてどのページのどのあたりに何が画いてあるかまで記憶していたのを思い出した。ネット調べてみると小学館文庫がある。しかし白土三平の画からいって、また、シートン動物記の内容からいって、小さな文庫でチマチマ読むのは似合わない。usedで調べると豪華版があるようだ。すぐに購入。
注文したら24時間以内に届けられた。あいにく娘はスキー合宿。そこで自分で読む。
感動、、、、
単に昔読んだからという訳ではない。シートンが描く大自然の動物たちの姿が、白土三平の迫力ある画力で迫り来る。豪腕から繰り出される直球だ。確かに今時の漫画は優れたものが多い。しかしどれもこれもナイーブだ。心理描写にばかり気を取られている。こうぅ漫画らしいズドーンと一本筋の通った野太さがない。それに比べて、この漫画には力強い生命賛歌ともいえる。
解説を見ると、1963年の作品。42年も残るものには、それなりの理由がある。今ある漫画で40年間読み継がれるものは、どれだけあるだろう。そして娘は、この漫画をどう受け止めるだろうか。

One comment

  1. みゅう より:

    カエちゃんの反応、すっごく楽しみです。
    どんな様子だったか、またアップしてくださいね。

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