バンコク日記(3)プー・パッポン・カレー

夜中に病院から電話があった。入院かどうかの瀬戸際だ。自分の身体を意識を向けると、多分、大丈夫という確信がわいてきた。入院は丁重にお断りする。
朝、ホテルでお粥があったので、それを食する。痛みもなくなったので、郊外に行く。水上マーケットなどを見学する。だんだん調子も出てきた。ただ生水・生ものはひかえ、昼食もおとなしく麺を食べ、ほんの少しビールを飲む。
夜、かなり回復したので、外食を試みる。さすがに屋台は避け、前回のバンコクで一番印象的だった蟹カレーを食べるべく、コンシェルジュに問い合わせる。
さて、蟹カレーをタイでは何と言うか。クラブカレーじゃ通じない。プー・パッポン・カレーだ。ただ僕の発音じゃダメなので、ローマ字表記で紙に書いてコンシェルジュに見せる。彼はじーっと紙を見て、「これは店の名前か」と聞いてきた。「いや、カレーの一種だ」と僕。フロント係も2人やってきて3人で協議を始め、一人が「プー・パッポン・カレー」と膝を打ち、いきなり大笑い。
うーん、、、プー・パッポン・カレー、そんなに可笑しいのか? もしかして日本で「天むすの美味しいところはどこですか」とか、「サバ寿司のうまい店を教えてください」と聞いたようなものなのか、、、
いずれにせよ、レストランが判ったので、タクシーを呼んで貰う。タクシーを待つ間にドアボーイに、レストランの名前とプー・パッポン・カレーと書いた紙を見せると、そこでも大笑いされた。ドアボーイは同僚を呼んで、そいつも笑っている。そこで理由を聞いてみると、プー・パッポン・カレーのローマ字表記がメチャメチャなんだいう。ストレンジでファニーなのだ。畜生、ガイドブックめ!
タクシーに僕が乗り込むまで、会話の端々から推測するに、彼らはカレー談義をしているようだった。
タイ人にカレーで笑ってもらって、僕は嬉しいよ。そんなで写真はYokYorというレストランで食べたプー・パッポン・カレー。

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