早朝メールは非常識か

携帯をtukaからauに替えて、ほとんど使ったことのない携帯メールや生まれて初めて手にするケータイカメラの設定にいそしんでいる。microSDなども購入してみた。確かに便利だなと思う反面、こんなものにカネや気や時間をつかうのはゴメンだなという思いも募る。
そんなところに標記の議論が舞い込んできた。きっかけはゼミの一員が徹夜明けで、原稿を朝6時台にMLにポストしてきて、それを僕が褒めたことに端を発する。6時台が早朝かどうかは問わないが、携帯でメールの送受信をしているメンバーの安眠を破ってまでポストすることは非常識であるという訳だ。
自分が非常識かなと不安になり、いくつか電子メール関連のネチケットを見てみたが、早朝にメールをだすのが非常識であるという記述は見あたらなかった。大学生向きとしては上智大学のものがコンパクトにまとまっていた。
もちろん、ネチケットで注意されていなかったから何をしてもいいんだとか、このネチケットを杓子定規にとらえるつもりはない。僕だってネチケットをちゃんと読んだのは、今回が初めてだ。
で、早朝メールは非常識か。


MLと個人的に、いくつかポストがあったが、なかなか興味深く、これは身体(皮膚感覚)と認識のレベルから考えなければならないなと、僕の思索を促すものであった。携帯初心者だから、よく知らないし、これまで関心もなかったので、すでに誰が言っているかもしれなが。少し整理すると、、、
(1)携帯派は、今やケータイ自身と同様にメールの送受信自体が身体機能の一部と認識されているのだろう。そこに早朝ズカズカと上がり込むことに嫌悪感を覚えるのは、まことに普通のことである。「切ってればええやん」みたいな議論は成り立たない。土足を見せておいて「目をつむってりゃええやん」と同じセリフなのだろう。
(2)僕のようにメールは全てパソコンでメーラー用いて一括ダウンロードという人間(メーラー派)にも、それなりの感慨がある。メーラーに蓄積された7年間数万件のメールは僕の記憶の一部と認識され、もしそれが失われたら、とてつもない喪失感に襲われるだろう。だが、あくまでも、それは記憶の一部であって、身体感覚とは連動していない。
(3)やっかいなのは、ウェブメール派である。この人たちは、ネットにつながっている時だけ、メールに接することとなる。ネットのどこかに、ほんの限られた件数(ほとんどは無料サービスを利用するので限界がある)だけのメールが溜まったいるので、身体感覚とは隔絶されている。僕が見る限り、メールの見誤り、忘却が多いのは、このウェブメール派だ。簡単に言うと(1)(2)の人種と比べてメールに愛着が乏しいのだ。必要なメールをコピーして、どこかに保存しておくという律儀さがあるなら、メーラーを使用するだろう。
さて、件のMLの議論は今後どうなるのだろう。携帯派が自らの身体感覚(それは快不快に近い)を盾に早朝メール拒否を「常識化」するのだろうか。メーラー派が一般常識(ネットに朝も夜もない)を振りかざし、携帯派とウェブメール派を教導していくのだろうか。
これがサークルのメンバーの議論なら面白い推移となるのだが、残念ながら、ML管理人が教員である僕なので、そうはならない。教員としてはメーラーの安定性と汎用性が、いかに携帯やウェブメールより優れているかを伝えなければならないからである。
それとも僕が携帯メールの扱いに長けたら、僕の認識が身体感覚のレベルから変容するのだろうか。

3 comments

  1. さとじゅん より:

    僕は弓山先生と同じくメーラータイプの人間です。
    基本的にプライヴェートに属している物を除いては
    携帯メールをMLに登録することがありません。
    緊急の場合とか(たとえば自殺企図がある人とかが
    訴えてくるような場合)、プライヴェートな用事の時だけ、
    携帯の方にメールがくるようにしてあります。
    MLに登録するメールアドレスをどれに選択するかは
    個々人の裁量に任されているはずですよね…。
    そもそも、メールは電話とは違って、相手の都合を
    鑑みなくても、いつでも自分の都合で参照できるところが
    良いところなのだと思っています、個人的には。
    だから、いつメールを送ろうが構わないのだと思います。
    宛先が「携帯」なのは「携帯派」の都合であって、
    「メーラー」の人もいるわけだから、それが嫌なら
    ウェブメールなり、自前のプロバイダーのメルアドなりに
    すれば良いのではないでしょうか…と「メーラー派」の
    勝手な言い分として思います。
    (勝手だとわかっているから、携帯派は過剰に怒らないでね)
    「電話」で早朝、たたき起こされたら、そりゃ僕だって怒ります。
    でも、メールアドレスを「携帯」にしているのは
    ご自身の都合の問題ですから、それを他の人々に
    強要するのもどうかと…と僕は逆に思うのです。
    携帯からヤフーのウェブメールも簡単に取れますし、
    それが嫌ならばそういう自衛をされたらどうでしょう?
    そもそも、ある種、MLというのはオフィシャルなものですよね?
    そういうものにプライヴェートな身体感覚と繋がりを持つような
    携帯のメルアドを登録する時点で、そういうことが起こりうるのは
    覚悟しておくべきなんじゃないかなぁ…。
    メルアドを何にするのかは個々人の裁量なんだから。
    (と書いてみたものの…携帯派の人あまり怒らないでね、
    議論がどうなっているのかわからずに口を出してるのだから)

  2. 中やん より:

    インターネットしてても、あまり詳しくない僕にとってはネチケットがどういうものか、まだ良くわかってはいませんが。とにかく、相手に失礼がないようにすればいいんですよね?エチケットだし。
    いきなり朝6時に「遊ぼう」とか「今日飲みに行こう」なんてメール来たらイヤです。そんなものはせめて9時とか10時くらいにしてほしいものです。
    でも、この場合は止むを得ない状況ですし、内容も真面目で大切なものです。ですから何の問題もなかったと判断しました。
    まぁ送信者も、メールの最後あたりに『パソコンが故障していてネットカフェから送っているから、この時間になった』ってフォローの一つくらい入れてくれても良いかな、とは思いますけど。
    韓国には仮にもテーマ研究の代表として行ってくれるのであって、遊びに行くわけではなく。韓国に行くに当たって、夏休みのかなりの時間を費やしてくれたのですから、そういう事情があれば、誰だって納得してくれていいはずだと思います。

  3. こうちゃ より:

    携帯が鳴って起きられる人を尊敬します:hahaha:

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