プサン日記(2)研究のランクづけ

18日午前中に東西大の日本センターの入所式。この後、学生はホームステイ先に向かう。入所式は1週間前に落成した図書館で開催された。東西大は毎年のように大きな建物が新築され、勢いが凄い。午後は来年設立される東アジア宗教文化学会のミーティングと韓国の学会・大学事情を聞く。
何でも研究者、業績、大学、学会、学会誌など、全てにおいてランク付けが貫徹しつつあり、それに沿って予算が配分されるそうな。つまり優れた研究者が優れた学会の優れた機関誌に投稿して多くの研究費を貰い、そいう優れた研究者のたくさんいる大学が優れた大学として多くの助成金をゲットする。ちなみに研究費は研究・教育・奉仕(大学事務)でカウントされるという。日本でもその傾向の端緒につく風潮があるが、そんなに徹底されてはいない。だが、こうなっていくのかなとも思う。
そこで面白い小話を聞いた。韓国では、こういう非人間的な制度ができると、必ずそれをフォローする地縁・血縁が機能する。例えば研究者が能力不足で大学をクビになったら、すぐに一族の長から電話がきて、親戚でお金を工面するんだという。日本では制度を補う、こうした関係性がなく、非人間性だけが蔓延する、、、と言われている、、、らしい。
夜は大前研一の経営コンサルティングセミナーに出席。博覧強記と明確な東アジアの経済ビジョンをお持ちなのに感銘を受ける。昼の大学・研究の今後と合わせて、有意義な一日であった。

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