樫尾ゼミ

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2009年度は非常勤先のゼミの納会で幕を閉じた。一年間、在外研究の畏友・樫尾直樹のゼミの代行をさせてもらったが、実に有意義なものであった。
僕の学生時代もそうだったが、3・4年合同の学びの共同体が今も色濃く残っているのは、昨今の大学に学習も遊びも人間関係も期待しない、数人でちっちゃくまとまっているという傾向が強まる中で、かなり天然記念物的で驚きだった。ゼミを研究会と呼んだり、学生の代表をゼミ代と称したり、ゼミ選考の仕方、下級生への指導や引き継ぎなど、独自のジャーゴン、風習、伝統があって、比較大学論的にも興味深い体験だった。
自分がやっていることを堂々と「研究」と言い、みんながみんなそういう訳ではないだろうが、高い基準を自他に課し、ゼミを自主的に進めていく姿は感動的ですらあった。もちろん教員として、人として何度か苦言を呈さなければならない局面もあったが、知的で楽しい一年間を過ごさせてもらったというのが偽らざる気持ちである。
時間が金曜日の4限・5限ということもあって、ほぼ毎回飲みに行っただろうか。大学における飲み文化が急速に後退していくなかで、これもまた貴重な時間だった。「飲まなければ語れないというのは貧困な発想だ」みたいなピューリタン的正論を吐く人もいるが、やはり「飲んで語る」文化の豊かさを堪能したいもんだ。
写真は、アルバムとともにいただいたカップ。暖かくすると白くなって絵が浮き出てくる。大切に使わせてもらうよ。

3 comments

  1. みゆ より:

    おしゃれなマグカップですね。
    弓山先生の「飲み文化」教祖的な空気を
    樫尾ゼミの皆さんも感じとられたのでは?

  2. まお より:

    弓山せんせーい!!
    コメントしない主義だったんですけど、コメントしてしまいます。
    先生に卒論指導していただけて良かったです。
    納得いくゼミ生活を送れました。
    もちろん、毎週の飲みも楽しかったです!!
    あんなに頻繁に飲みに参加したのは初めてでした。
    やっぱり卒論を指導してもらうってすごいことなんだなぁ。
    感謝感謝です。
    今後ともよろしくお願いします:lol:
    10期 まお

  3. 弓山達也 より:

    ・みゆさん
    みゆさんは2005年のIAHRの国際花見で、樫尾ゼミとからんでますね。飲み文化の衰退は、ここ5年くらいですかねぇ。
    ・まおさん
    合宿お疲れさんでした。最終学年としての矜持を示しましたね。誰かが「まおさんに樫尾先生が憑依した、、」とか。

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