「宗教と社会」学会第18回大会

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6月5日・6日と京都・立命館大学で開催された。関係各位、とりわけ開催校の皆さん、お疲れさまでした。一日目10:30からの会議、午後は3本の発表(50分×3)の司会、懇親会と、かなりくたびれた。しかしスピリチュアリティや宗教性の研究に関して方法論的に興味深い発表が続き、大変勉強になった。
二日目は民衆宗教再考のセッションに出席。斯界の大御所安丸良夫先生が、民衆宗教の変革性に注目するといった「民衆史家に特有の独善性」(安丸先生のレジュメ)の有するメタヒストリーを解体すること(桂島先生の発題)を唱えた桂島宣弘先生に、「民衆宗教史研究の初発の発想から逸れてきている(あるいは進歩してきている)とすれば、そのことの研究史的な意味を、どのように規定すべきであろうか」と問う場面は、スリリングだった。時間が大幅に足りず十分なやりとりがなされなかったが残念であったが、そう簡単に答えがでる訳でもない。セッションの副題でもある「如来教関係資料から見えてくるもの」といった、つまり民衆宗教の史料を活用して、今後、どのようなアウトプットをしていくか、方法論的洗練をはかるのかにかかってくるのだろう。

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