11月3日にゼミでライブ!

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前の記事で書いたように私のゼミ(大正大学NCCプロジェクト研究)は、今年度から教室を出て、大学が支援するNPO法人の運営するコミュニティスペースである大正さろんで研究・実践を展開している。確か4月に飲み会をやるので学生が何人かゼミ終了後もさろんに溜まっていて、そのうち常連さん(中学生)がやってきて、歌の練習を始め、それを見た学生がピンときたのがきっかけだったんだろう。
障がいを持つ子が多い常連の中学生たちと自分たちとが、音楽を通して何かできるんじゃないかというのが、ダンスやバンドをやってきた学生の直感だった。しかし他のコミュニティスペースや音楽による世代間交流を調べていったものの、実践にはほど遠かった。彼ら/彼女らをグッと後押したのは、他ならぬ中学生の保護者のお母さんだった。「一緒にライブを」と申し出たものの、なかなか練習も実現せず、ある日、ベースとギターの学生が指導(叱責?)を受けることとなった。一応教員である私が弁明し仲に入ったものの、うなだれた学生たちはまるで先生から叱られた小学生のようだった(私の立場は、、、いや心から感謝なのです)。
しかし、、、だ。今では中学生や保護者を巻き込み、週3回+休みの日の、この練習である。これまた一応、ゼミ活動の一環なのだが、かつて、こんなに講義時間外に学生を拘束したことがあっただろうか。大学は授業に出ることと思っている人たちには、想像を絶することかもしれないが、大学は授業だけなく、もっと豊かで楽しいところなのだ。教室から解き放たれたさろんでの活動だからこそ達成できた成果に違いない。
「結局、勉強じゃなくライブだからだろう」と思った方は写真を拡大してホワイトボードを見てほしい。彼ら/彼女らの研究計画の目次が書かれている。子どもや障がい者を対象にした研究は多い。しかし当事者の前に研究計画が示されることがあるだろうか? もちろん示す必要があるかどうかから検討しなければならないのだが、こうした当事者とともに作り上げていくという研究・教育・実践的に画期的な試みを、彼ら/彼女ら成し遂げていると自負していい。

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