モツ焼き聖地に参拝

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樫尾兄弟から急に電話があり、巡礼に行こうという。確かに、ここ数年は一人でお遍路に出ているが、人類学者と一緒の旅も楽しかろうと同行する。
待ち合わせ場所は、京成線立石駅。まず生涯で降りることもなかろう。ここにモツ焼きの聖地「宇ち多”」(うちだ)がある。開店30分前には、すでに何人かの巡拝者が行列を作っているほか、行列に加わらない地元の崇拝者が表と裏の出入り口付近にたむろしている。やがて聖地の神官から一人ずつ、どこに座るのかの指示がある。我々は「入って右。カレンダーの下」という遙拝所があてがわれた。
開店。一瞬の静寂の後、一斉に入店。我々の遙拝所は4名がけの席、、、と思いきや、そこに6名かけるようにとの指示。先着10数名のホネ「特別な部位の入った煮込み」の獲得権を示す割り箸が配られ、テッポウとシロに酢を入れるかどうかの選択が突きつけられ、コップが回され、焼酎がつがれる(ほぼ自動的に梅割エキスも)。入店から5分ほどの出来事であろうか。どうのような注文の仕方なのか、目の前のものはお通しなのか、我々が注文したことになっているのか不明のまま、肉を食い、焼酎を飲む。
美味い! ほとんど身動きができないが、何とか写真を撮る。やがて「ホネ」の登場。箸が全員に配られはじめる。カッシーが的確に「タンナマ」(ボイルした舌)を注文するので便乗。コップの焼酎をおかわり。ジャバジャバっと注がれ、梅割エキスがピューッと添加される。さらにカッシーが「レバ」などをいくつか注文。焼酎3、4杯目あたりから、神官が「3と4」(お前が3杯で、こっちが4杯だな)と確認し始める。で5杯目で終わり。
この間、40分ほどだっただろうか。めくるめくようなモツ焼き体験。今、この記事を書きつつも、立石参りをしたい衝動が抑えられない。「次は埼玉屋かな」と次なる聖地を確認し、この日の参拝を終えたのであった。

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