こころみ学園のワイン

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大正さろんでボリさんが「こころみ学園」のワインについて熱く語るので、ちょっと興味を持って調べてみた。どうやら、都内でも売っている店は40数カ所しかない。その中で家の近所で売っていたところは、その名も「矢澤味噌醸造」(西池袋4丁目)。行ってみると凄い品揃え。昔は味噌も造っていたという。もう西武や東武では酒は買えないかもしれない。
さて「こころみ学園」であるが、1958年に教員だった川田昇氏が知的な障がいがある子どもたちとはじめたことに由来する。椎茸、ぶどう、そして1980年代にワイン作りに着手。ワインの成り立ちと経緯については下記の文書(賀川豊彦献身100年記念事業ブログ)が雄弁に語るので引用する。この文書とワインのフレッシュな味を堪能しつつ、足利の山に思いを馳せる。
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なぜワインなのか、川田さんは語る。
「初めからワインを考えていた。障害を持つ子どもたちはカッコ悪いといわれた。だから彼らにカッコいいものをつくらせたかった」
川田さんは障害児がつくったワインを売るつもりはなかった。福祉のワインは一度は買ってくれるだろうが長続きしない。おいしいワインをつくって普通に売りたかった。
1989年からは米カリフォルニアの醸造家ブルース・ガットラヴさんが加わった。半年の約束できたが、川田さんの事業に心酔し、滞在は20年を超えた。
子どもたちのつくったブドウから醸造したココ・ファームのワインは九州・沖縄サミットの晩さん会の乾杯用に選ばれ、洞爺湖サミットでも「風のルージュ」が同様に選ばれた。福祉のワインとして選ばれたのではない。目隠しテイスティングでソムリエたちに選ばれたのだった。

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