白土三平「赤目」「イシミツ」

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ミスチルの「少年」の中にある「蝉が死んで〜」という歌詞をめぐって家族と議論になった。いろんな情景が思い浮かぶ、この台詞で僕は白土三平のある漫画が思い浮かんだ。題名は忘れたが、中学2年生の時に早熟な友人から借りたもので、蝉のサナギにはえる不老長寿の薬草をめぐる物語と記憶している。このエピソードを娘がいたく気になったようで、読ませたくなって検索したら「イシミツ」という作品だということが判った。35年前に読んだ単行本には「赤目」という作品も収録されていた。どうせなら、この単行本を入手しようとamazonで見たら1969年に初版のでている『現代漫画』第1期9巻「白土三平集」だった。古本でなんと250円。
火曜日に到着して、やや忙しく、昨晩読んだが、「イシミツ」は記憶違いがかなりあって、そもそも薬草は蝉ではなく、蛙にはえるキノコだった(蝉も出てくる)。4部作のうち覚えていたのは第2話目だけ。「赤目」は、、、、傑作だ。最近の漫画の中で「シグルイ」がイケテルと思っていたが、「赤目」はその数段上だ。いったい白土三平という人は、どんな背景から、これを描いたのだろう。
ただ「イシミツ」と「赤目」、僕が読んだ同じ歳に娘は達したものの、彼女に読ませるのは、どうしたものか。かつて白土の「シートン動物記 灰色熊の一生」をクリスマスプレゼントに与えたことがあるが、反応はイマイチだった。定期テストが終わったら渡すこととしよう。

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