『天啓のゆくえ―宗教が分派するとき』日本地域社会研究所、2700円(税別)
本書の見所
天理教―近代日本最大の宗教教団は、なぜ数多くの分派教団を生み出したのか。
各時代ごとに天啓者待望、終末預言、霊能と秘儀を前面に押し出した分派教団出
現の背景と、そのメカニズムに迫る。
本書の特徴(目次より)
■天理教系教団の鳥瞰図を展望
三つの天理教系教団群(分派分立図)
救済の論理と分派活動
新宗教における分派分立
■分派をめぐる人物像へのフォーカス
中山みきから飯降伊蔵へ
増野鼓雪のばあい/大平良平のばあい
大西愛治郎と天理研究会不敬事件
芹沢光治良の晩年/伊藤青年との出会い
■時代ごとの特徴を分析
大正期における天啓者待望
終末論的宗教運動の挫折と変容
修養道徳/聖地建設/神秘呪術を強調する方向
■分派のメカニズムを解明
組織の凝集性と個的体験
伝統の継承と断絶
救済の力の顕現と抑制
ついに出版!!!
Category: 02新宗教・カルト |
ご出版おめでとうございます。
弓山先生の博士論文ですよね。とても楽しみイムニダ。
『天啓のゆくえ』カバーのデザインもインパクトがあっていいですね。拝読するのを楽しみにしています。
天理教の分派研究本
小学生の頃、友達の家で遊んだのですが、大きな建物で人がいっぱい居ました。
走り回って遊べて楽しかった。
けどあとで知ったのですが、そこは天理教の教会?道場?で集団生活しているようです。
さらにその道場の中…
落合さんお元気ですか。『千葉の時代』の編集などでまじかに接しましたよ。20年ちかく前ですか。板垣さんという女性の編集者もいました。博士論文の出版おめでとうございます。天理の井上先生も『海外伝道の道』を落合さんから出してもらっています。皆、父の関係筋です。
こんにちは。編集の大迫です。
『天啓のゆくえ』は来週前半にも見本が刷りあがってまいります。弓山先生の超大作にどうぞご期待ください!
>Murayama様
あいにく落合はPCを触りません。社員の私がいうのもなんですが、とても元気です(?)。よろしく伝えておきます。
板垣も変わらずにおります。
上梓のあかつきにはご一読いただき、感想などいただければ幸いに存じます。